2007年04月

2007年04月06日

インド一美しいビーチ

 ここはインド最南端にほど近い「コヴァーラムビーチ」という海辺のリゾート。

 インド一美しいと言われてるビーチだけあって、海外からの旅行者も多く、ビーチ沿いにはインドらしからぬ、お洒落なホテルや素敵なレストランが所狭しと軒を連ねている。

 周辺にはヤシの木が鬱蒼と茂っていて、南国特有のメロ〜な雰囲気を醸し出している。

 こんな開放的な雰囲気、インドにきてから初めてだぞ・・(期待)


 今までのインドのビーチというと、開放的どころかインド人の好奇の視線が常につきまとい、女性は水着になることすらためらってしまうような雰囲気が当たり前だった。

 しかし、ここはインド人の数に対し外国人旅行者の数のほうが圧倒的に多く、地元のインド人もツーリスト慣れしてるから嫌な視線を向けてこない。

 「そろそろインドの旅も疲れてきたことだし、ここらでちょっとひと休みするか・・♪」

 そんな理由で思いっきりリゾート気分を満喫してしまった。。。

 さらにここは「アーユルヴェーダ」のメッカでもある。せっかくだからってことでゆりだけでもチャレンジすることにした。

 挑戦したのは1時間の全身マッサージと、1時間の頭部へのオイルマッサージを組み合わせた、計2時間のコースで、料金は1300ルピー(約3300円)

 これはこっちの物価から考えると相当な贅沢だ、、、

 しかし、一通り終えて部屋に戻ってきた時のゆりの顔色を見るかぎり、どうもそんなに良かったわけでも無さそうだ・・??

 ゆりいわく、受けたマッサージは日本のマッサージのように筋肉をほぐすような類いのものではなく、肌にオイルを染み込ませる為のマッサージのようで、二人掛かりでひたすら皮膚をこすられたけど、それがそんなに気持ち良いものじゃなかったらしい、、

 店によって当たり外れがあるというのは知ってたから、一応3件ぐらいまわったうえで慎重に決めたつもりだったんだけど、ひょっとしてハズしちゃった、、!?のかもしれない。

 もしくは、アーユルヴェーダというのは案外こんなもんなのかもしれない、、、

 うん、、、そういう事にしとこう。。。(前向)

 ここのビーチ沿いに軒を連ねてる宿やレストランは、雰囲気が良いかわり全体的に料金が高め。

 しかし、アラビア海に沈む夕陽を眺めながらテラスですするチャイ(ミルクティー)は、も〜何事にも代えがたい贅沢なのだ。。。

 さらに、この時期はモンスーンの影響でサーフィン出来ちゃうぐらい波が高い!!

 実際やってる人も何人かいたんだけど、驚いたことにほとんどが日本人。

 自分の中に「インド+波乗り」の組み合わせは存在しなかったところに、頑張っていたのが日本人という事でダブルに驚かされた・・。

 うちらも負けじとボディーボードをレンタルし、久しぶりに波に乗る感触を楽しんだ。

 途中からスコールが降りだし雷まで鳴ってたけど、そんなのおかまいなし。二人してまるで子供のように夢中で乗り続けた。

 やっぱり波乗りは楽しい〜〜〜♪♪♪

 当初、ここには3泊の予定でいたんだけど、最終日前日の晩、急にここを離れるのが名残惜しくなり、結局もう1泊延ばしてしまった。

 そろそろ旅の疲れが溜まりはじめたうちらにとって、この「コヴァーラムビーチ」は、身も心も存分にリラックス出来た骨休めの地とあいなりました。。。





sekaihokkori at 03:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!インド 

2007年04月02日

ビーチと遺跡

 海辺に建てられた海岸寺院で有名な「マハーバリプラム」という町に4日ほど滞在した。

 7世紀後半に建てられ、世界遺産にも登録されているというこの遺跡は、その名の通りホントに海の目前にたたずんでいる。

 この「ビーチと遺跡」というちょっと不思議な組み合わせは、実際見てみると何ともいえない趣があり、これがなかなか渋い、、、

 けどやっぱりインド、ここでもゴミが目立つ・・。

 他にも歩いて行ける範囲にいくつか遺跡が点在している。自然岩を丁寧に削りだしたようなものが多く、見ごたえも十分だった。

 ここでの宿は、海まで歩いて数十秒「海岸寺院」にも歩いて数分という好立地で、レストランも付いて雰囲気も良くとても気に入ってたのだが、一つ残念なことが起きてしまった・・。

 干してた服が盗まれてしまったのだ、、、

 敷地内だからと油断して、外に干してた自分も悪いんだけど、よりによって唯一の一張羅だった「ノースフェイス」のポロシャツを持ってかれてしまった・・(泣)

 返せコノヤロ〜〜〜〜!!!!!(怒)

 インドでは力ずくの強盗系の話はあまり聞かないけど、置き引きやスリの話は結構聞いてきた。

 面白いものでは、電車内で眠りから覚めたら掛けてたメガネが無くなってたとか、宿が空き巣に入られたけど盗まれたのは何故か使い古しのヒゲソリだけだったとか、、(笑)

 ま〜これだけだったら笑い話の一つで済んじゃうけど、やっぱり貴重品をやられたって話がいちばん多い。

 うちらもその辺には特に念を入れていて、部屋のカギは必ず宿の物と持参した南京錠を2重に掛けてるし、それが出来ない場合は防犯センサーを設置してから外出している。

 日本から持ってきた物で、ドアが開くと内側に貼り付けたセンサーが自動感知して一定時間アラームが鳴りつづけるという代物だ。

 これは、単に大音量のアラームが鳴るって以外は他に何があるってわけでもないんだけど、侵入意欲を無くさせるって意味ではそれだけでも十分効果はあると思う。

 他にはバックパック全体をスッポリ覆える防犯用のワイヤーネットなんていう物も持っていて、かなり重宝してる。

 飛行機や列車移動の際など、どうしても荷物から離れなければならないとき、これさえあれば安心してぐっすり眠ることが出来る。

 少し重いのが難点だけどその分強度もあるし、なにより見た目のインパクトが強いので、それだけでもある程度の防犯効果を期待できると思う。

 これまで2回ほど「これは何処で買えるんだ!?」と欧米人旅行者にたずねられた自慢の一品だ☆

 ちょっと話がそれてしまったけど、とにかく盗難は他人事じゃないという基本的な事をここで痛感した、、、

 

 ある時、ビーチでくつろいでると奇妙な格好をした子が前から近づいてきた。。

 

 

 しかも、その子の顔をよく見てみると、、、、んっ?

 

 

 ひょっとして口に咥えてる棒が舌を貫通してるんじゃ・・!?

 とりあえず何か食べ物をくれと言ってきたので、ちょうど持ってたビスケットをあげた。

 さすがに舌に刺さった棒は抜いてから食べるんだろうな〜と思いきや、器用にも棒が刺さったままの状態でモグモグしだしたではないか。。(驚)

 しかもこの子、子供のくせに恐ろしく礼儀正しい・・。

 おそらくサドゥーやババ(宗教家)の家庭で育ったんだと思うが、よほどしっかりとした「しつけ」を受けてきたのだろう。

 その個性的ないでたちもさることながら、年齢不相応ともいえる折り目のしっかりした礼儀正しさに、むしろ印象が残った少年だった。

 身なりや生活レベルだけの問題ではなく、本当の意味での「育ちの良さ」とはなんたるかを考えさせられてしまった、、、




sekaihokkori at 17:40|PermalinkComments(1)TrackBack(0)clip!インド 

2007年04月01日

インド映画出演決定!?

 その日、うちらのもとに思いもよらない話が突如舞いこんできた。

 その話とは、、「映画のエキストラをしてみないか?」 という内容だった。

 これはそのとき丁度泊まっていた宿のオーナーからの話で、現在収録中の映画に外国人が20人ほど必要だから、出来れば協力して欲しいとの事だった。

 報酬は1人につき600ルピー(約1500円)、食事・ドリンクフリー、宿までの送迎付といった条件。

 報酬は抜きにしても、この先こんな経験出来る機会はそうそう無いだろう・・いや、二度と無いハズ!!

 と、三秒考えた後すぐさまOKの返事をした。

 なにしろ映画大国として有名なこの国で、そんな体験が出来ちゃうなんてまたとないチャンスだ☆ うちらにしても、こんな面白そうな話を引き受けない手は無かった。

 当日は予定通り午前7時、宿の前に迎えのバスがやってきた。

 この日集められた面子としては、主にヨーロッパ人がメインで他にはオーストラリア人、アフリカ人なんかもいたけど寂しくもアジア人はうちら二人だけだった。

 そんなバラエティー溢れる一行を乗せたバスは、宿から1時間程走った「チェンナイ」市内にある映画スタジオへと到着した。

 まず、用意されていた朝食を手短に済ませ、男女別々の建物へと案内された。そこで男は貸衣装のスーツに着替えるよう指示を受けた。

 ただし、ジャケットとズボンだけ、、、

 宿のオーナーから当日の服装はどんなでも構わないと言われてたから上はTシャツもしくはランニング、下はスニーカーを履いてればまだ良いほうで、ほとんどの人はサンダル履きだった。。

 しかも、スーツのジャケットもズボンもサイズ合わせしないで適当にあてがっただけだから、皆してサイズがメチャクチャ・・。

 想像してみて欲しい、、、

 上下とも全くサイズの合っていないスーツに、インナーはヨレヨレのランニングかTシャツ、足元は汚れたサンダル、髪型は坊主からドレッドまでとみんな個性的。

 普段はいくらスーツが似合う欧米人だからって、さすがにこのときばかりは思わず吹き出しちゃうほど気味の悪い姿だった・・(笑)

 でも、自分もデカ過ぎるジャケットに長過ぎるズボンの裾を終始引きずってたから、人のことばっか笑ってられない情けない格好だったと思う。。

 いっぽう女性陣は、なぜか着てきたままの私服で問題無かったようだ。

 着替えが終わったあとは、いよいよお待ちかねスタジオ内部へと通された。

 広めのスタジオには、バーかクラブのような空間をイメージした都会的なセットが組まれており、そこでは真剣な面持ちをした大勢のスタッフが大声を張り上げながら必死に走り回っている姿が目についた。

 主役と思しき男優と女優の姿をすぐチェック☆ 男優は、しいて例えるなら「にしきのあきら」のイメージに近いかも・・。

 顔が似てるというよりは、ジーンズに真っ赤なサテンシャツと純白のジャケットを合わせた大胆奇抜コーディネートが、もう「にしきのあきら」以外の何者にも見えなかったっていう単純な理由だけど。。

 女優に関して言えば、ちょっと失礼だけどその辺を歩いてるインド人女性とどうしてこうも違うんだろう?と思ってしまうほど質の違う美しさ・・(惚)

 この他には、取り巻きの若いダンサーの子達が20人ぐらいと、パッと見普通のインド人エキストラ30人ぐらいが同じ空間に居た。

 で、変な格好をさせられたうちらはというと、、、

 スタッフの指示のもと、コーラと水を混ぜたダミーの酒を片手に適当に楽しんでるフリをしてただけ。。。

 これだけ聞くと全然ラクそうに思えるけど、これが想像以上にツラかった・・。

 始めのうちは未体験って理由だけで興味も深々だったんだけど、午後も回ったあたりからだんだんと新鮮味も薄れ、最後にはツラさだけが際立ってきてしまった。

 何がそんなにツラかったかって、スタジオ内の気温、、、

 この時期のインドはただでさえ暑いってのにスタジオ内には冷房が一台も無かったのだ。

 さらに大勢の人間が走り回ったりダンスしたりしてるせいで、スタジオの中はじっとしてるだけでも汗がダラダラ垂れてくるサウナ状態・・。

 そんなとこでスーツまで着込んでるもんだから、その暑さといったらもうたまったもんじゃなかった、、(;´Д`)

 役者は小まめにファンをあててもらったり水分補給してるからまだ良いけど、そんな細やかな気遣いは当然だろうけどうちらに対してはナシ。

 休憩も12時と15時のキッカリ二回しか無かったし、それ以外の時間は水分補給すらままならない状況。

 ゆりなんて途中で「もうダメ。。脱水症状になりそう。。。」とフラフラしながら助けを求めてきたぐらいだ・・。

 こんな調子で最後のシーンを撮り終えたのが19時近く。 この映画には4日連続で出演可能だったんだけど、帰り際に翌日の希望確認した時は、皆すっかり懲りたようで「NO」とキッパリ断っていた。

 もちろんうちらも1日で十分です、、、同じくキッパリと断らせてもらった。

 帰りのバスではみんな相当お疲れだった様子で、グーグー寝息をたてながらの帰路になった。

 宿のある町へ戻ると、知らない人から突然「ヘイ、ムービースター!」なんて冗談まじりで声をかけられたが、それも悪い気はしなかった・・。

 考えてたより遥かにツラい内容ではあったけど、異国の地でこんな珍しい体験をさせてもらったこと自体、かなりラッキーな事だったと思う。

 しかも、インド人の平均日当の3倍もの報酬までいただいてしまって、本当にありがたい限りだ!!

 最後に、肝心の映画タイトルは一応聞いてたんだけどなんだか理解出来ず、結局なんていう映画だったのかはうちらにもよく分かりませんでした〜(苦笑)

 



sekaihokkori at 18:12|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!インド