2008年06月

2008年06月26日

リマ〜プカルパ

 イキトスでアマゾンを満喫した後、再び首都のリマに戻ってきた。

 しかし、この帰りの飛行機で、久々に散々な目に遭ってシビレてしまった・・・。

 フライト当日の朝、空港に着いてすぐ搭乗手続きしようとカウンターに向かうも、うちらが乗る予定の「アエロコンドル」は探せど見あたらず、、、

 不審に思って、他の航空会社のカウンターで確認してみると、「その会社は問題が起きたから今日は飛ばない、とりあえず町にあるオフィスへ行け」と言われ、、、

 仕方なくタクシーに乗って向かったそのオフィスでは、“燃料の価格高騰”を理由にしばらくの間全フライトが欠航になってしまったが、「代替便やチケットの払い戻し等の処理はここでは対応出来ない」と告げられ、、、

 いくら抗議してもラチがあかないので、仕方なく他の航空会社の高いチケットを買いなおして、翌日のフライトで何とかリマまで戻ってきたという始末・・・。

 さらにその数日後の返金対応では、わざわざ指定されたセンターオフィスまでタクシーで出向かされ、そこでも数時間にわたる押し問答をくり返したあげく、、、


 



「ウチにはもう金がないんだ!!」





 なんていうあり得ない理由で開き直られ、、、


 結局、乗ってもいない分のチケット代金すら返してくれないというヒドイあり様だった。。。

 もう詐欺にでもあったような心境で、「こんな理不尽がまかり通っちゃうものなの?」って感じで、悔しくて悔しくて仕方なかったけど、

 旅人のうちらにはもうどうすることも出来ないし、これ以上の時間と労力を考えると仕方なく泣き寝入りするしかないかと半ば諦めかけていた、、、

 そこで最後の最後、ダメもとでチケットを購入したカード会社へ電話して引き落としの停止処理をしてもらえないかと電話で掛け合ってみることに・・・。

 すると、その電話が功を奏し、こういった場合は「購入したにも関わらず商品が受け取れてない」というケースにあたるので、先方が非を認めればチケットの代金だけはカード付帯の保険で対応してくれるという事になった。

 おかげで、チケットの代金だけは何とか戻ってきたのでどうにか気が治まったけど、アエロコンドルの対応は本当に日本じゃ絶対あり得ないフザけたものだった、、、

 しかも、それが国の顔でもある航空会社の対応だっていうんだから、いまだに信じられない。。。

 ネット上ではこれ以上は書かないけど、とにかくうちらはもう二度とこんな会社に大事な命は預けません・・・!!!(怒)

 それに比べ日本のカード会社は本当に優秀だったなぁ。。。。。

 本人が数日掛かりであちこち動いたって解決しなかった問題が、海外からの電話一本と代理人の書類記入だけで、黙っててもその数日後にはキッチリ入金まで済んじゃってるんだから、、、

(スバラシィー!!)


----- リマ -----   
  

ペルー リマ

 リマ旧市街を走るラ・ウニオン通りの様子。旧市街にある賑やかな繁華街のこの通りは常に歩行者天国になっており、両脇にはお洒落な商店やレストランが数十件にわたって軒を連ねる。週末には地元の人達でごったがえすが、残念ながら治安があまり良くない。リマでは二人連れのカップルでも昼間っから強盗や引ったくりに襲われるという話をよく聞いた。。。

 


ペルー リマ 中華街

 リマ旧市街にある中華街。リマ滞在中は毎日のようにココの世話になった。。。日本円で2〜300円もあれば中華風チャーハンや焼きそばなどが腹いっぱい食べられる(でも味はそこそこ・・・)。何処の店も大して変わりばえしないメニューだけど、中には沖縄の「ソーキそば」そっくりのうどんを出す店なんかもあってコレには感激だった☆ 



ペルー リマ ペルー リマ

 
 リマの旧市街から30分ぐらい歩いたビルの一画に、DVDのコピー天国があった。広いフロアーにはコピーDVDを扱った店がずら〜っと並んでいる。店毎によって扱ってるジャンルが違うのだが、中でも日本のアニメの品揃えがハンパじゃない!!ジャンプ・マガジン系はもちろん、少女系のオタク物から見たこともないマニアックなヤツまでもう何でもと言っていいほどかなり幅広く揃う。うちらもここでジブリ作品をまとめて購入した。10本ぐらいまとめて買えば箱付きで1本80円ぐらいだった。日本の作品であれば音声を切り替えれば日本語でも視聴が可能。映画DVD以外にも世界中の音楽CDやパソコンソフトまで、とにかくありとあらゆるものがコピーされて売られている。この国では著作権なんてあってないようなもの・・・!?

 

ペルー インカコーラペルー DEL SOL(太陽の)チョコ


 インカコーラはペルーを代表する飲み物。ネーミングはどう考えてもコカコーラのパクリ!?だけど、意外にもペルーでは立派に市民権を得ている。色は奇抜だけど、味はメロンソーダみたいな感じでこれといって驚くほどのモノでもない。。。土産屋ではこのロゴが入ったTシャツが売られていてうちらもついつい購入してしまった。その横のチョコレートはマチュピチュのデザインに惚れて買ってみたのは良いけど、料理用だったのかそのままじゃ苦くて食べれたもんじゃなかった・・・。



----- プカルパ -----

 リマを後にしたうちらは、バスで20時間ほど行ったヤリナコチャという片田舎の村へ向かった。そこはアマゾンの先住民シピポ族が多く住むエリアで、昔ながらのシャーマンによるアワヤスカという幻覚性の植物を使った儀式でも有名な場所。

ペルー ヤリナコチャ

 
 ここもイキトス同様、熱帯の植物の間を大量のオートリクシャーがけたたましいエンジン音を轟かせながら行き交い、まるで東南アジアで見るような熱っぽい雰囲気を醸し出している。

 

ペルー ヤリナコチャ

 

 滞在中、たまたま年に一度ある村の祭りが開催された。このようなステージが至るところで組まれいくつものバンドがライブしてたが、どのステージにも腰振りダンサーの存在は欠かせないらしく、うちらには「伝統衣装+セクシー腰振り」というノリが、イマイチよく分からなかった・・・(苦笑)

 

ペルー ヤリナコチャペルー ヤリナコチャ

 
 ここでよく食べていたのが、写真右上のバナナの葉にお米と鶏肉を包んで蒸した地元の定番料理。見た目はともかく、味付けは軽くスパイスが効いているぐらいなので日本人の舌にも違和感なく合って美味しい☆隣に添えてある焼きバナナが意外にも結構イケた。

 

ペルー ヤリナコチャ


 「アナコンダビジョン」という独特の柄が刺繍された民族衣装(スカートの方)。聞くところによると、これはアワヤスカを飲んだときに見えるビジョンを柄にしたものらしく、主に族の女性達が一つ一つハンドメイドで刺繍しているとのこと。非常に細かい仕事なので、よく見ると作る人によって出来はマチマチなのだが、他では見ることがない独特な色使いと柄に惚れてしまい、うちらも2枚ほど購入した。


 

ペルー ヤリナコチャ

 

 

(ペルーの次はエクアドルへ)



sekaihokkori at 18:22|PermalinkComments(1)TrackBack(0)clip!ペルー 

2008年06月13日

アマゾンという宝

 ペルーの首都リマから飛行機に乗り「イキトス」というアマゾン川にほど近い町へとやってきた。わざわざ飛行機を使ってまでココに来た理由はもちろん、、、

 


 

 “ アマゾンのジャングル!!! ”

 

 


 アマゾン川というと、どうしてもブラジルのほうが有名な感じがするけど、実はペルーも国土の半分はアマゾンの熱帯雨林が占めているのだ。しかも、アマゾン川の源流はペルーのアンデス山脈にあるらしい。。。

 ブラジルでは予想外に物価が高すぎてアマゾンまでは足をのばすことが出来なかったが、その代わりここペルーでは絶対に行こうと決めていた。

 イキトスの空港を降りた途端に、ジットリ肌にまとわりつくような湿気を帯びた空気と、けたたましいエンジン音を撒き散らすバイクリクシャーの喧騒が襲ってきた、、、、

 ペルー イキトス  ペルー イキトス アマゾン

 こんなに大量のバイクリクシャーを見たのは南米に入ってから初めて、、その喧騒はまるでアジアのようでもあり不思議と懐かしさを覚えた。(写真上左) 町の印象としては、船か飛行機でしか行けないほどジャングルの奥地にあるというわりには思いのほか都市に感じた、、、(写真上右)

 どうやら19世紀初頭に起きた天然ゴムブームが小さな村からだったこの町に富をもたらしたようで、別名「陸路では行けない世界最大の町」とも言われている。

 イキトスの町自体にはこれといった見所があるわけじゃないけど、市場では色んなものが売られているのでアマゾンに暮らす人々の食生活を覗くことが出来た。

 ペルー イキトス アマゾン  ペルー イキトス アマゾン

 (写真左)ベレン地区の市場にて。この辺りではカメを食べる習慣があるらしいのだが、それにしてもこのデカさはエグイ・・・。
(写真右)他にもアマゾン川で採れたピラニアや巨大なナマズなど、様々な魚が軒先に並んでいた。


 アマゾンへのはやる気持ちを抑え、まずは町にいくつかあるツアーエージェントを回り、その中で一番フィーリングが合ったトコで3泊4日のジャングルツアーを組んだ。

 その翌日、エージェントが所有するロッジまでリクシャーとバスとボートを乗り継ぎ、百数十キロの道のりを半日以上かけて向かった。ジャングルの奥に入れば入るほど次第に川幅が狭くなり、日本じゃ見たこともないようなキテレツな動植物達が周囲を取り囲む。

 ペルー イキトス アマゾン ペルー イキトス アマゾン


 アマゾン滞在中は、そのロッジを拠点に付近のジャングルを歩いて探索したり、川で釣りをしたり、先住民の住む村を訪れたりして過ごした。ガイドについた「ニルトン(写真下左)」は、さすがアマゾン育ちというだけあって自然に関しての知識が半端じゃない・・・。


 ペルー イキトス アマゾン  ペルー イキトス アマゾン

 一緒にジャングルを歩いてると、「これはお腹が痛いときに煎じて飲むと良い」とか、「これは切り傷に塗ると良い」とか、「喉が渇いたらこの木を切れば水が飲める(写真上右)」とか、次から次へと生きた知恵が出てくるのだ。

 それにしても病気に効く野生の植物がこれだけ多いとは思わなかった。アマゾンのジャングルは生き物の宝庫であると同時にまた薬の宝庫でもあった、、、


 ペルー イキトス アマゾン ペルー イキトス アマゾン
 
 ガイドは朽ちた木の中からイモ虫をホジクリ出し、おもむろに口へパクッ・・・。それを見ていたゆりが勇敢にもチャレンジした!!このイモ虫はアマゾンでは重要な蛋白源で栄養も豊富だそう・・・(でも俺にはムリ。。。)


 ペルー イキトス アマゾン  ペルー イキトス アマゾン

 ロッジで飼っていた二匹のサル「ドクトル(写真左)」と「カプチーノ(写真右)」は、とても人懐っこくてメチャクチャ可愛い。。。どちらもジャングルで拾われたそうだが、サルと遊ぶのがこんなに楽しいとは思ってもなかった・・・。あぁ連れて還りたい。。。


 ペルー イキトス アマゾン ペルー イキトス アマゾン

(写真左)ロッジに猛毒のタランチュラが出現!!
(写真右)日が暮れてからはワニ探しにも出掛けた。夜の川を3時間も徘徊してようやく見つけたのは30cmほどの赤ちゃんワニ一匹、、、成長すると3mぐらいになるらしいから、そんなの逆に見つからなくて良かった。。。


 ペルー イキトス アマゾン ペルー イキトス アマゾン

 俄然ピラニヤ釣るつもりで張り切ったけど、実際釣れたのはこんなちっちゃいの。。。それでもちゃんとこの日の晩の食卓を飾った。骨が多かったけどなかなか美味☆


 ペルー イキトス アマゾン ペルー イキトス アマゾン

 ペルー イキトス アマゾン ペルー イキトス アマゾン

 先住民が暮らすいくつかの村にも訪れた。同じペルーでも海沿いのエリアとアンデス山脈と内陸のアマゾンでは、気候が違うために生活スタイルも全く異なる。可愛らしいピンクの高床式の家は病院(写真上左下)。村には簡素だがDISCOまであるのには笑えた。。。(写真上右下)


 ここアマゾンのジャングルでは、「世界で最も豊かな生態系をもつ」といわれてる通り、本当に数え切れないほどの多種多様な生き物達が完璧な相互扶助のサイクルの中でバランスをとって共存してる姿を、ありありと感じ取ることが出来た。


 ペルー イキトス アマゾン ペルー イキトス アマゾン

 ペルー イキトス アマゾン ペルー イキトス アマゾン

 ペルー イキトス アマゾン ペルー イキトス アマゾン

 違法伐採による森林破壊や温暖化の問題などでもよく取り沙汰されるアマゾンだけど、実際どの程度破壊されてしまったのか内心気にはなっていた。けど、うちらが訪れたエリアに関してだけ言えば、素人目にだけどその兆候は殆ど感じとれなかったのでひとまずは安心した、、、

 しかし、ブラジル側などの他のエリアでは大規模な森林破壊が進んでいるのは紛れもない事実だし、地球規模のこの問題には依然気が抜けないのは確かだろう。

 自分たちが普段当たり前のように吸ってる酸素だって、もとをただせば1/4はここアマゾンの熱帯雨林おかげ。いうなれば僕らの命の1/4はこの森によって生かされているのだ。

 にも関わらず、この森林を破壊してるのは日本も含めた先進国基準の経済システムのせいだったり、後先考えないで目先の豊かさだけを追い求めてるせいだったり。。。(悲)

 一説には地球上の森林はこのままいくと、あと100年しかもたないとまで言われている。人生そんなに生きるワケじゃないから自分さえ良ければそれで良いのか・・?でも将来の子供達には一体どんな顔して説明するつもりなのか・・?

 今の自分に出来るコトといえば、「マイ箸」や「エコバッグ」とかぐらいしか思いつかないけど、個人レベルで出来る範囲のコトから実際の行動に移していくのが最も現実的な策とともに、これからの環境を守るうえで最も効果的な鍵になるとも信じている。

 と同時に、そんな身勝手な僕らを文句の一つも言わずひたむきに支え続けてくれている木々達に、少なからず「感謝」の気持ちぐらいは日々忘れずに持ち続けていたいとも思う・・・。

 アマゾンの自然は人類にとって、というよりこの星に住むものにとって、紛れも無い「宝」なんだということを改めて感じさせてくれた体験となりました。。。


 ペルー イキトス アマゾン ペルー イキトス アマゾン

 ペルー イキトス アマゾン ペルー イキトス 地元の料理「セビッチェ」

 (写真上左)夜明け直後の朝靄に包まれる幻想的なアマゾンの風景。
 (写真上右)雨上がりの上空に、突如二重に重なった珍しい虹が出現した。
 (写真下左)イキトスの町のすぐ裏手には、見渡す限り続く広大なジャングルが広がる。
 (写真下右)この地方名物の「セビッチェ」という生魚を使った料理。コレに当たる旅行者は多い・・・。

 



sekaihokkori at 23:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!ペルー