2007年02月09日
ケアンズ
世界に名高い「グレートバリアリーフ」のブルーを求め、エアーズロックから一路北東へ舵を取り直しようやくケアンズまでやってきた。
なんだか久し振りに海が見れる気がして嬉しい!!内陸の焼けた褐色も渋くて魅力があったけど、熱帯のトロピカルな色彩は見てるだけで自然と胸がワクワクしてくる。
まず初めに立ち寄ったのが、ケアンズの北西30kmに位置する「キュランダ」という高原の小さな町。
この辺りの気候はウェットトロピックスといって(ようは熱帯雨林気候のことなんだけど)熱帯雨林と聞いて誰もが思い描くイメージそのもの、といった感じの自然が広がっている。
1億数千年前から続いているとされている世界最古の熱帯雨林で、世界自然遺産にも登録されているほど。
ケアンズというとどうしてもグレートバリアリーフのイメージが強いけど、同時にこんなすごい熱帯雨林も抱えちゃってるのだ。(自分もここに来るまで知らなかった・・。)
というわけで、キュランダの町の様子から。
ここもバイロンベイ同様多くのアーティストが住んでいて、マーケットで彼らの作品を見たり購入する事も出来る。手作りで暖かみがある作品が多く、ここのトロピカルな気候にも見事に溶け込んでる。
マーケット以外でも、もう町全体がアートしちゃってるからカフェなどでのんびりとその雰囲気に浸ってるのも良い過ごし方だと思う。
ただ気になったのは日本人のツアー客がやたらと多いこと。。
小さい町にも関わらず大型バスで乗り付け、中からぞろぞろとやたら人が降りてくる。。。
しょうがないといえばしょうがないんだろうけど、これが無ければもっとポイント高かったんだけどな〜。
ここでは1泊し、翌朝いよいよ世界に名高いケアンズの海へと向かった。
海好きの自分としては、一体どんだけ綺麗な海が見れるんだろ〜☆と、ここ数日楽しみで仕方がなかったのだ。。
海まで程近い通りに来たのを確認するとそんなはやる気持ちを押さえ、素早く車を止めて足早に海へ向かった。
すると、そこには今まで見たことがないようなコバルトブルーに光輝く海が視界いっぱいに広がって!!!
いるはずだった。。。。。。。
目を疑った、目の前に広がってる海はコバルトブルーどころか茶色だよ、、ちゃ・い・ろ・・・。
しかも砂浜が全くなく、海辺を新浦安で見たような小汚い磯が覆っている。。
当然海水浴客もゼロ。。
二人ともこれにはかなりのダメージを受けた、、、
そうだ、これはきっとこないだの台風の影響が残ってるだけだ!という勝手な憶測を立て、その場はなんとか納得することにしたが、翌日には勇気を振り絞って申し込んだグレートバリアリーフのクルージングが控えている。
ハワイ島の二の舞いにならなければ良いけど、、、
(※去年ハワイ島へ星空を見に行ったのに、滅多にない悪天候のせいでツアーを中止せざるを得なかった)
一抹の不安はあったが、さすがに沖へ出ればいくら何でもこんなに濁ってるわけ無いだろ、、!?と自ら言い聞かせ、とりあえずこの日は眠りについた。