2007年12月16日

ナイル川下り

 砂漠を後にしたうちらは、ルクソールから南に200km行った所にある、教科書にも出てる「アスワンハイダム」があるアスワンへ電車で向かった。

エジプト アスワン

エジプト アスワン

 

 

 

 


 

 (写真左)アスワン駅の様子。
 (写真右)アスワンの町をバックパック背負ってホテル探し。

 そこで、フルーカに乗ってナイル川を下りルクソールまで行けるという移動手段の存在を知った。このフルーカというのは、風の力だけで走るエジプト版ヨットのことだ。

 しかし、移動手段としてというよりは「ナイル川下り」という響きに、どちらかと言うと魅了されてしまったうちらだった。

 こんな流れで、砂漠ツアーの仲間に加え新たにメンバーも募り、計6人でフルーカ1隻を貸しきって2泊3日のナイル川下りを実施したのだった。

エジプト ナイル川エジプト ナイル川

 

 

 

 


 

 (写真左)出発前の準備風景。ヨットといっても客室なんていう贅沢なモノはない。
 (写真右)川の上は思いのほか寒く、ほとんどの時間は寝袋に包まってた。

 このフルーカという船は、特にエンジンが付いてるワケではないので、それほどスピードが出るわけでもない。

 よって景色もあまり変わり栄えしないので、 次第ににすることもなくなりボケ〜ッと景色を眺めるか読書をするか。。。

  けれど途中、要所要所で船を陸につけて食事の準備をする時間がある。

 その時ばかりは、待ってましたと言わんばかりに船を飛び降り、子供に戻ったようなワウワク気分で近場の村へと探検しに行ったのだった。

エジプト ナイル川エジプト ナイル川

 

 

 

 


 

 (写真上)ヌビア人羊飼いの少年達に遭遇。ヌビア人の肌の色は一般的なエジプト人(アラブ人)に比べより黒く、頭髪も黒くちぢれている。彼らはかつて、この一帯を支配していた黒人の末裔らしいのだ。

 

エジプト ナイル川エジプト ナイル川

 

 

 

 

 

 

エジプト ナイル川エジプト ナイル川

 

 

 

 

 

 (写真上左)勝手にお宅訪問。予期せぬ珍客に一家揃って大喜び。それにしてもお父ちゃんシブイ・・。
 (写真上右)子供達の顔の周りにはハエがブンブン。。。
 (写真下左)ヌビア村にある一般的な家の内部。ボブのポスターが唯一のインテリアだった。
 (写真下右)船員が用意してくれてた食事だけど、2日目にはパンはカチカチに。。。

 

 

エジプト ナイル川エジプト ナイル川

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 (写真左)水牛の様子を見てるヌビア人のお爺ちゃんをパシャリ!この後、バクシーシ(喜捨)と、手を前にまんべんの笑み。。。
 (写真右)ナイル川対岸に沈む夕日。まるで鏡のように澄んだ水面の反射が印象的だった。

 実は、アスワンからルクソールにかけてのナイル川流域は、あまり国内の情勢が良ろしくないようで外国人は観光を禁止されてるエリアだった。

 そんな事情もあってか、訪れた村の人達はまったく観光客ズレしてなく、逆にうちらにしては今までとは違った新鮮な感覚でコミュニケーションが取れたのでした。。。



sekaihokkori at 09:02│Comments(0)TrackBack(0)clip!エジプト 

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