2008年01月26日
サファリツアー
暴動続きのケニアを早々に抜け、次にやってきたのはタンザニアのアルーシャという街。
ケニアでサファリに行けなかったかわりにココで申し込むことになったのだが、それが高いのなんのって、、、
ケニア(ニューケニアロッジのツアー)では、1人[US75ドル/日]前後で済むところが、ココでは1人[US130ドル/日]もする。。。
しかも最低3日からと言われてしまったから、これが二人だと結構な額になってしまうのだった、、、
しかし、ココまで来ておいて“サファリ”に行っとかないと、何の為にアフリカくんだりまで来たのかが分からなくなっちゃう・・。
ということで、ココは潔く申し込んできました。。。。。。。。
★★★★★ タンザニア3泊4日サファリツアー ★★★★★
4日間で計4ヵ所の国立公園に行ってきました〜!!!
【1日目】・・・マニヤラ湖ナショナルパーク
【2日目】・・・セレンゲティナショナルパーク
【3日目】・・・ンゴロンゴロナショナルパーク
【4日目】・・・タランギーレナショナルパーク
うちらの申し込んだツアー会社では、宿やテントその他に必要なものは全て会社側で用意してくれた。
一緒になったメンバーはというと、うちらの他にチェコ人の2カップルとガイド兼ドライバー+コックの計8人。
仕度も整い、それではいざ出発〜〜〜!!!!!
(写真右)うちらのジープを見るなり、モーレツな勢いで駆け寄ってきたバナナを売りのおばちゃん達。。。
【1日目】 マニヤラ湖ナショナルパーク
一番最初に発見した動物はサル。
でもあんまり感動はないかな、、、
だってサルだもん・・・。
そのあと観れたのは、キリン、ゾウ、バッファロー、バンビ、インパラ、カバ、イボイノシシ、ペリカン、その他にも名前も知らないような動物達、、、これにはマジで感動☆
初日にしてはなかなか上出来だったと思う。若干天気が悪いのが惜しかったけど、、、
それにしても、自分が小さいころからTVで何度も観てた“アフリカのサファリ”に、今自分がこうして実際来てることを思うと、それだけで感慨深いモノがある。。。
無事初日も終わり、夜は見晴らしが最高のロッジで皆と美味しい夕食を食べた、、♪
【2日目】 セレンゲティナショナルパーク
8時に朝食を食べ始め、10時近くになってからようやく出発、、、
それにしても片付けと準備がチンタラしすぎな気がする。。。
サファリって朝が勝負のはずじゃなかったっけ・・・!?
しかも、今日観れたのはキリン、シマウマ、ヌーの大群だけ、、、
それと、マサイ族が槍を持ってウロウロしている姿も。。。。
(彼らはナショナルパーク内に住んでいます※写真上左)
とにかく、あまり時間がなかったせいでそのぶん見れた動物も少なかった。
というより、どう考えてもガイドが起きるのが遅いせいで、出発自体も遅くなり過ぎたのだ、、、
あげくの果てに、ガイドのクセに道に迷うこともしばしば。。。
今日の宿泊先はボロくてちっさい2人用のテント。。。でも、張る場所が絶景のポイントだから朝は気持ち良さそう、、、(写真上右)
そんなことを思いながら夕食の仕度を待ってると、今日の仕事ぶりに業を煮やしたのか、チェコ人4人が一致団結してガイドのジョージにブチ切れはじめた、、、
チェコ人 「明日は6時に起きて朝食後、6時半には出発だー!!!(怒)」
ジョージ 「ハァ〜6時、、、!? そんな無茶な〜、、、、、」
みたいなやりとりが、食後まで延々と続いた。。。。
一応、私達も同じグループなので話し合いには参加したのだが、、、
うちらとしては正直、、、
「だったら、あんたらもあんたらで何でしっかり前日までにスケジュール確認しないのさ〜っ、、、」と言いたいところだった、、、
しかしうちらは、実のところ3日間分の料金で4日間のツアーに参加していた為、あまり強くは言えなかったのです。。。(苦笑)
最初に旅行会社で申し込んだ際、私達は2泊3日で十分だろうと思って申し込んだのだが、このチェコ人達はどうしても3泊4日行きたいということで、当日になってから追加の1日分は旅行会社の計らいでタダにしてもらっていたのだ。
(もちろんこの事をチェコ人達は知りません。。。。。)
この口論は深夜まで続いたが、いい加減疲れ果てた私達はさっさとテントの中へ、、、
【3日目】 ンゴロンゴロナショナルパーク
昨晩の話し通りジョージもしっかりと朝6時には起き、朝食の分をランチボックスにし「暗い・寒い・眠い」の三拍子揃ったなか、半ば強引にジープに乗り込んだ。
今日のポイントは「クレーター」といわれる巨大な噴火口跡だ。
このポイントは今までの中で一番見ごたえがあるトコだった。このエリアには今まで人間が住んだ歴史が無いために、動物たちの本来あるべく“生き生きとした姿”が完全な手付かずの自然の中でかいま見るコトが出来た。
今日見た新たな動物は、ライオン(雄雌)、ハイエナ、サイ、ジャッカル。中でも百獣の王「ライオン」をかなり間近で見れたってことで、このサファリではもう言い残す事はない。。。
この、攻撃的な自然剥き出しの“サバンナ”と、いまだかつて見たことないほど動物達が“生き生き”と躍動している姿、、、
正直、高すぎるあまりそんなにテンションの上がらなかったサファリツアーだったけど、もうその光景を目の当たりに出来ただけで「本当にアフリカまで来て良かったなぁ」と素直に思った。。。
思いのほか村の人々は観光ズレしてなく、こちらが挨拶をすると、決まって「ジャンボッ!」挨拶を返す、と恥ずかしそうな笑顔が印象的だった。。
生活水を汲みにきた少年達(写真左)
【4日目】 タランギーレナショナルパーク
今日も8時ぐらいからのんびりと朝食を食べ始める。
昨日たくさん動物を見せることが出来てもう満足してしまったのか、ジョージは今日も朝が遅い、、、
っていうかよくよく考えたら昨晩から見てないし。。。。。
朝食後、とっくにみんな準備は出来てるというのに、肝心なドライバーが車ごと行方不明・・・。
1時間ほど待ったところで、ジョージはようやく戻ってきた、、、
そのせいで、結局出発したのは10時頃、とまた遅くなってしまうのだった、、、
最終日の今日は新たな動物は見れなかったけど、その代わりに「バオバブの木(写真左)」を大量に見れた。
そして午後になってから、チョコ人とジョージがまたモメだした。。。
「このNPにはたった3時間しか居れなかったうえに、まだ端っこにしか行けてないんだからそれじゃ終われない!!」と、チェコ人の主張。
しかしジョージも、「今更それは出来ない!!!」の一点張り。。。。。
『行け!、行けない!!、行け!、行けない!!、行け!、行けない!!、、、、、、』
って、だから今朝も早く出ときゃこんな面倒な問題起きないのに〜。。。。。
昨日あれだけ怒っていたチェコ人は、今日はさらに火に油を注いだように“カンカン”だ、、、!!!
そりゃ〜そうだろう、、、、、、、
ジョージも一昨日それで揉めてんのにまた同じことやってるし。。。
ホントに大したものだ、ココまでくると流石としか言いようがない。。。。。
うちらは、そんなやりとりを横目に 、、、
「でも、チェコ人も土壇場になってそんだけ怒るんだったら昨日のうちにちゃんとスケジュール合わせとけば良かったのに・・・」
「でも、うちらはうちらで3日分の金しか払ってないから他のメンバーほどムキにならずにすんでるけど、もしきっちり払ってたらそんな余裕ないんだろうねぇ・・・」
そんて事を話しながら、チェコ人には悪いと思いつつ、うちらはうちらの立場でちゃっかりサファリを満喫させてもらっちゃいました。。。。。
※サファリツアーでは最初にきっちりガイドとスケジュールの確認をしておかないと、よくトラブルが起こるそうなので予定のある方はその点ご注意を、、、