2008年04月14日
氷河トレッキング
アルゼンチンの「エル・カラファテ」という町では“氷河トレッキング”という何とも魅惑的な響きのツアーに参加してきた☆
夜明け前のまだ暗いうちに町を出発したバスは、約2時間ほど掛けて船が停泊してあるポイントまで向かった。
近ごろは雪が降ったり雨が降ったりと、あまりスッキリしなかった天気だったけど、運よくこの日は快晴!!
どこまでも広がる深い紺碧色の空の下、眩しいほどにキラキラ輝く氷河を目の当たりにしてきた。
氷の上では滑らないように、「アイゼン」という鉄の爪のようなものをトレッキングシューズの底に装着。
日の光を透過させた氷河は、まるで宝石のようにキラキラと透き通って輝いている。
何万年という長い年月が生み出した、この得もいえぬ色にはただただウットリするばかり。。。
1時間ほど氷河の上を歩いた最後には、その氷河を入れたウィスキーで皆と乾杯っ☆
調子に乗ってあまり酒の飲めないゆりの分まで飲んでたら、いつのまにかフラフラに。。。。
氷河の上で酔っ払う。。。という何とも貴重な経験をしたお次は、バスで1時間ほど行った所にある展望台へと移動。
そして、そこからの眺めに思わず息を飲むことに。。。
ここからの景色を見て初めて、さっきまで見ていた氷河は全体のほんの一部で、実際の氷河全体は想像してたよりも遥かにデカかったということに気づかされた、、、
ガイドブックによればここの氷河は全長約35km、高さは60m〜100m。平均して1日に中央で2m、両端でも40cm前進しているそうだ。
時たまゴゴゴゴゴゴゴゴー・・・・っという、空を切り裂くような轟音をあげながら、溶けた氷河が海面に崩れ落ちる時がある。
生まれて初めて目の当たりにした氷河の崩落は、人知を越えたそのスケールで、遥か原始からこくこくと刻まれてきた地球の息吹までをも感じさせてくれた。
これはもう単純に「スゴイ・・・・・!!!」としか言いようがない、、、
その光景をしばらく眺めていたかったけど、残念なことにココでの自由時間は1時間しか与えられてなかった。
この氷河に崩落をもってして、今回のツアーは一通り終わったんだけど、これにはもちろん大満足☆
いや、ツアーのそのものというよりは氷河そのものに満足したって感じカナ、、、!?
あぁ、でも出来ればもっと氷河を眺めていたかったなぁ。。。。。