シリア

2007年11月06日

中東最前線

 シリア アレッポ

 僕らはトルコからバスと乗合タクシーを乗り継ぎ、トルコの南に位置する国「シリア」へと抜けた。シリアへ入ると途端に、それまでのどちらかといえば「ヨーロッパ寄り」だった雰囲気から一変し、よりイスラム色の強い「アラビアン」なムードが濃くなる。

 しかし、この一見どこか恐ろし気でもある謎めいたイメージとは裏腹に、中東の人々は僕ら旅人に対し、と〜〜っても親切だった。

 まず、道を歩いていると「ウェルカム!!」と挨拶してくれる人が、大人子供ともに、非常に多いことに驚かされた。

 うちらのような外国人が道端で立ち止まろうものなら、心配して声を掛けてくれる人も多いし、その辺の人に道を尋ねれば方向が違くてもわざわざ連れて行ってくれる人も多い。

 とはいっても、イスラムの女性が自分から見ず知らずの男性へ話しかけるという事はまずないので、主に男性に限るが、、

ま〜今までにもそういう人は居るには居たが、大概しょうもない下心がある場合がほとんどで、その後、逆に困らせられるケースの方が多かったのだ、、

 そんな中東の人々の「下心抜き」の親切は、日頃なにかと気を抜くことが出来ないうちらのような旅人の心に、深く優しく染みわたっていったのでした。

 これは中東の国々で大半の人が信仰しているイスラム教の教えの一つでもあるそうで、そこでは訪問者に対する「もてなしの心」なんてモノについてまで謳われているらしい・・。

 そんな教え、、、うちら旅人にとっては何とも有難いかぎりだ♪

 


 ☆☆お肌しっとりアレッポ石鹸☆☆

 シリア アレッポ

 シリアのアレッポといえば、最近日本でも流行ったオリーブオイルを使った石鹸で有名。オリーブオイルの含有量にもよるが、日本ではだいたい一個500〜800円ぐらいで売られている。それがココだと一個数十円から良い物でも二、三百円程度で買えてしまう。ゆりは日本にいるときからコレの愛用者で、この石鹸の山を見るなり眼を輝かせながら駆け寄ってった。。。

 

 ☆☆シリアのチキンは絶品☆☆

 シリア ダマスカス シリア ダマスカス

 旅人の間で通称「ぐるぐるチキン」と呼ばれていた鶏の丸焼き。何処の店でもフル(一匹)、ハーフ(2/1)、クォーター(4/1)から注文できる。値段はフルで400円〜500円ぐらいが相場。頭と内臓を処理した鶏を丸ごと一匹専用のグリルで「ぐるぐる」と回しながらこんがりキツネ色になるまで焼く。コレに好みで塩やガーリックマヨネーズをつけアツアツに手づかみでカブりつく、、皮のカリっとした香ばしさと、身からあふれるジューシーな肉汁の対比はまさに感動モノ。。中東ならわりと何処でも食べられてるが、うちらの中ではシリアのダマスカスで食べたやつ(上写真)が見事No.1に輝いた☆☆☆

 

 《クラック・デ・シュバリエ》

 シリア クラック・デ・シュバリエ

 シリア クラック・デ・シュバリエ シリア クラック・デ・シュバリエ

 ここ「クラック・デ・シュバリエ」は、宮崎 駿アニメ作品「天空の城ラピュタ」のモデルになった!?と日本人の間で噂されている城。うちらはそれだけの理由で遥々足を運んでみた。朝早く行ったせいか、観光客はあまり居なく閑散としていた。この城は山の山頂に建っている為、運よく霧がかかると、まるで雲の中にそびえ建つ城のように見えるらしい。その姿が天空の城ラピュタのようだと言われてるのだが、、うちらが行った時は運悪くも!?スッキリと晴れてしまっていたので、そんな気配はまるで感じずに終わった・・。十字軍が残した城の中で最も保存状態がよいとされている。


 

 《 シーシャ(水タバコ)に挑戦!!!》

 シリア ラタキア

 中東に入ると、おじさん達がカフェや家の軒先などで、この水タバコをプカプカとやっている姿をよく目にする。葉っぱにはフレーバー(味)がついており、アップル、メロン、ストロベリー、ミント、とまるで子供のお菓子のよう。煙はいったん水を通すので普通のタバコに比べ遥かに吸い易く、確かに煙の残り香にフレーバーの味がする。一回の量は二人で吸っても30分ぐらいもつのだが、普段タバコを吸わないうちらは途中から頭がクラクラ。。。少し気持ち悪くなってしまった、、値段はカフェなどで一回200円ぐらいから、その辺の公園に出てる店なら100円ぐらいでいける。ヒゲ面のイイ年したおじさん達が真昼間から集まり、今日はアップルだのストロベリーだの言いながらモクモクしてる姿は何とも平和で微笑ましくもあった。。


 

 シリア ダマスカス シリア アレッポ
 
 (写真左)旧市街オールド・ダマスカスにある「スーク・ハミディー」。このスーク(商店街)はアレッポと並びアラブ世界でも特に巨大なもの。両脇には細い路地が何本も走っていて、商品は金から食料品まで幅広く扱われていた。シリア人いわく「ここで探して見つからないものはない」とのこと。ここで売られているアイスクリームはかなりの絶品です☆ 
(写真右)肉に囲まれて嬉しそうな肉屋のオヤジ。



sekaihokkori at 08:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!