コロンビア
2008年07月11日
南米から中米へ
南米から中米へと移動するには、コロンビアとパナマ間の陸路国境が開放されてない為に、飛行機か船を使うしかない。
コロンビアからパナマまでは飛行機で飛ぶとたった1時間の距離だが、船(というかヨット)で向かうとなんと1週間近くもかかる。
しかし、そこはほまれ高いカリブ海!経験者にいわせると「あんな綺麗な所を1時間そこらで移動しちゃうのは本当にモッタイナイって〜!」という話だった。
けど、うちらは先を急いでたのとゆりが船酔いするということもあって、、、 「カリブの海でヨットクルーズ」という魅惑的な響きには魅了されつつも、安価で時間も掛からない飛行機での移動を選択したのだった。
その日はコロンビアのカルタヘナにある空港から小型飛行機に乗りパナマシティーへと飛ぶ予定だったのだが、その朝ついにやらかしてしまった、、、、、
うっかり寝坊・・・・・。
目が覚めたのは午前8時過ぎ・・・。
この時点で離陸までたったの1時間しかない、、、
「エッ、、、っていうかナンで目覚まし鳴ってないの????」
寝起きの頭じゃ何がどうなってあと1時間なのかさっぱり理解できなかったけど、とにかく飛び起きて猛ダッシュでパッキングを済ませ、その辺のタクシーを捕まえて飛び乗った。
時間がないことをドライバーに告げると、その慌て振りを察してかなりの勢いで空港までカッ飛ばしてくれた。。。
そのおかげでチェックインカウンターに着いたのは離陸35分前、、、
しかしそこに人影は見えず、受付もすでに終了してしまっているようだった・・・。
とりあえず中にいたスタッフに駄目もとで頼み込むと、初めは渋い顔して「もう間に合わないよ、、、」といって断られたが、「そこをなんとか・・・」と必死に拝み倒したら何とか手続きを初めてくれた。
出国の手続きや荷物のチェックなどもスタッフの計らいで簡単に済ませてもらい、何とか間一髪のギリギリで飛行機に搭乗させてもらうことが出来た。。。(汗汗)
目覚めた瞬間からあまりにもドタバタし過ぎてたせいで、焦る余裕すらあんまりなかったけど、それでもうちらを乗せた飛行機は予定どおり約1時間30分後にはパナマシティーへ到着したのだった。
旅をしてて、飛行機の時間ほど差し迫った緊迫を有するものは他にはない・・・。
それにしてもコロンビアの人は、この時のタクシーにしろ空港スタッフにしろ、最後の最後まで感じの良い人が多かったなぁ☆
2008年07月10日
コロンビアのイメージ
みなさんはコロンビアと聞いて何をイメージしますか・・・!?
やっぱり、、、、、
麻薬やマフィア?
それとも、、、、、
コーヒー?
もしくは、、、、、、
アウトドアブランド?(笑)
映画の影響も手伝ってか、きっと大部分の人にはコロンビアという響きに対していかにも危なげな感じの印象がつきまとってると思う、、、
うちらにしても、そんな印象からコロンビアにはちょっと腰がひけてたんだけど、実際行ってみたらなんてことはない、そんな勝手なイメージはすぐにふき飛んでしまった。。。
それどころか、今まで回った南米の中でもトップクラスに人の優しさが記憶に残る「印象の良かった国」のひとつとなってしまったほど☆
道を尋ねてスペイン語が分からなくても嫌な顔ひとつせず親切に応対してくれる人が多かったし、食堂でも宿でもスーパーでも、とにかく献身的で感じの良い人がゴロゴロしてるのだ。
おまけに「美人」もゴロゴロ。。。。。(惚)
世間には「コロンビア美人」という言葉が存在するぐらい、コロンビアは美人が多い国という側面も持っている、、、
まぁ昔はイメージ通りの時代もあったんだろうけど、今となってはその分警察がしっかりしてそうにも見えたし、地元の人達はまるで僕らのそんなイメージを払拭したいかのごとく、とても献身的にうちら外国人の相手をしてくれた。
それに、これらの印象はうちらに限って受けたわけでもないみたいで、コロンビアに行ったことがある人に聞いてみると、大概の人が口を揃えてうちらと同じような感想をもらしている。
あぶないあぶない、、、うっかりコロンビアっていう国を、マンガ「北斗の拳」に出てくるような荒廃しきった場所だろうと、行かず終いで片してしまうトコだった・・・。
こんな献身的な人達と美人が多い国を、勝手なイメージだけに捕らわれてパスしちゃうなんて何ともモッタイナイ話です。。。
「メデジン」の街はメトロも走ってるし、建築も近代的なものが多い。(写真上)
一方、カリブ海沿いに面した「カルタヘナ」の街はスペイン植民地時代の面影を色濃く残す。(写真下)
(写真上)南米で覚えた自家製タコライス!病み付きになるウマさ☆☆☆